婚活de八ヶ岳推進委員会について(→HP)

第十回「県政トーク GO TO 知事が行く」(2016年12月20日)に呼ばれました。

山梨県では県民参加の県政を推進するため、県民と知事が直接、県の現状や将来、県政全般について意見交換を行う「県政トーク GO TO 知事が行く」を実施しています。(後藤知事なのでGOTOです^^;) 第十回目となる今回は「結婚支援に取り組んでいる各種団体」と意見交換をするというので「婚活de八ヶ岳推進委員会」も呼ばれました。
前知事の時も「知事とひざ詰め談義」という会があり、呼ばれました。わずか数年前のことですが、現状は変化し、現場は進化しています。話したいことは沢山ありましたが、一人3分(T_T)ということで、十分に意を尽くせませんでした。が、後藤知事の柔軟で機知に富んだお話や、微笑ましい(?)エピソードを聴けたことは大いに収穫でした。

画像

山梨県内には婚活支援の為に活動している各種団体があります。今日はその中から「縁結びサポーター」(ここだけでも90社以上あるのですが)から婚活de八ヶ岳推進委員会の私たちと「山梨恋活コミュニティ」の2社。出会いサポーター(現在50人以上が活躍しています)からセンター所長の高野さんを含め5名。婚活応援隊から3名。婚活応援企業から2社。山梨県結婚相談員の会長と2名の副会長の合計18名が参加されました。
テーマを3つに設定し、話しが進みました。
●活動の現状
●なぜ若者は結婚しないのか
●これからの課題
皆さんのご意見も知事の回答も良かったのですが、一番私が良かったと感じたのが、開会の知事あいさつでの知事ご自身のエピソードです。
なんとなんと、後藤知事は〇〇回のお見合いをされて、やっと(?)よき人に巡り合えて結婚されたのだとか! 〇〇は一体何回か、その場にいた人は皆知ってしまいましたが公表を控えます(^^;。回数公表には「妻と話し合わないといけない」と知事は笑いを誘っておりました。「沢山」と書いておいてください、と言われましたので、〇〇は「沢山」とご理解下さい(^_-)
しかしこのエピソードが、既に婚活支援の回答になっていると私は思いました。
〇〇回も見合いを続けた知事の根性は称賛に値しますが、もっと称賛すべきは知事の周囲のおせっかいさん達です。上司だか親だか親戚のオバサンだか知りませんが、すすめる方もすすめられる方もクジケそうになったハズです。そこをクジケずに見合いを続けさせたそのおせっかいぶりは称賛に値します。時代が違うと言ってしまえばそれまでですが、時代や社会背景が違っても「結婚したい人」を「周囲が何とかする」という人間関係こそ、この問題の切り札ではないでしょうか。信頼関係にある周囲の人がなんとかしてあげないから問題は長引いていると考えられるのです。
現代では結婚は極めてプライベートなことで、そこに他人が踏み込むことは良しとされません。場合によってはセクハラやパワハラと取られてしまいます。そんなことだから誰も手を差し伸べることに臆病になるのです。社会全体で結婚を支援するには「結婚はプライベートなことでもあり社会的な事柄でもある」という共通理解を構築し広める必要があります。社会的な事柄である故、社会が応援し、行政が施策を練るのです。
一人3分間の持ち時間では議論が深まりませんでしたが、結婚への困難な道を乗り越えて結果を出し、その間の様々な立場の方の気持ちを十分知った知事だからこそ、「何かやってくれる」という予感を残して終了時間となりました。期待しています。

画像
画像

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です