「婚活」が「秘境ツアー」に(^_^.)

一体何があったというのでしょう、本日はいきなり「焼き鳥屋」の写真から((+_+))

ここは一部では超有名な（？）増富温泉の焼き鳥屋「鳥恵」です。山中の静かな集落を縫うように通る1本の生活道路。「鳥恵」はその道路に面してひっそりとたたずんでいます。つくりが周囲の住宅に溶け込む（というよりも、まったく周囲の住宅と同じつくりの）建物ですので、目印の旗がなければ誰もそれと分かりません。しかも座席数8名くらい（そのうえ席の半分が縁側席）の小さなお店。で、ここの焼き鳥が絶品、ホントうまいんだなあ(*^^)v　わざわざ行く価値があります、って、今日は婚活プログラムのお話しのハズですが、いきなり焼き鳥屋の話から始まっちゃいました。何故かって？　(^_^.)(T_T)((+_+))(＠_＠;)!(^^)!(*^^)v　いやはや、ホントに「こんなことってあるんだなぁ」の巻なのです。当委員会始まって以来の珍事に、一時は中止しようかと悩んだのです。
もともと応募人数が少なかったので現況をお知らせするメールをさしあげましたら何名かがキャンセルされました。ま、それは仕方がないのですが、当日になって急な用ができましたといってさらにキャンセルが発生。ついに男性3名女性1名となってしまいました(T_T)　しかもしかも、その1名の女性が1時間遅れる、というではありませんか(＠_＠;)　「今日は中止もありですね？」という私の提案に、集まってくれた男性3名は「いやいや、せっかく来たのだから楽しみましょう♪」とおっしゃって下さったではありませんかヽ(^o^)丿　そのオコトバこそ私たちが待っていたオヘンジ(*^^)v　私たちのプログラムに集まってくださる方方はそうでなくてはいけません♪　そこでこちらもプログラムを「増富秘境ドライブ」に変更、誰も知らない増富をご案内しますと提案。だってですね、スタッフを合わせても人数的に車１台に乗れてしまうのですから(^_^.)
というわけで、さっそく秘境の焼き鳥屋「鳥恵」に。ここは地元ＴＶ局になんども取り上げられるほどその秘境ぶり、偏屈ぶり、そして最高の「味」が、噂なのです。遅れてくる女性を待つ間、ノンアルコールビールと焼き鳥で景気をつけることにしました。皆すっかり気に入ってくれて、「もう今日はここでずっとマッタリしましょう♪」という声も出たあたりで、女性が到着という連絡が入りました。迎えに行って本日の趣旨をお話ししたところ快諾され、次なる「秘境」へ繰り出すことになりました。

ここは「ヨシャーの湯」
って、皆さんご存知でしょうか。こんな山奥に塩分を含んだ水が湧いているのでありますよ。いろいろな言い伝えがあります。その看板を読んでいるところですが、ここはどこかというヒントを下の写真で差し上げましょう

分かる人にはわかりますね（って当たり前か^_^;）
さて次に「誰もしらない遊歩道」にご案内

廃れた温泉宿の脇を抜けていくと渓谷沿いの素晴らしい遊歩道があるのですが、入口がちょっとコワイのです。廃業して何年たつか分からない温泉宿の風呂のそばを通っていきます。お風呂場丸見え^_^;　ナニモノかが入浴していたらどうしよう・・・。
早々に引き上げて次は「昭和レトロな温泉街」をそぞろ歩きます。

いや～、なんだか懐かしい風景ですねえ。
で、さらに増富秘境の旅は続き、ついに「水晶の採取」に挑戦するという秘境ならではの体験に突入♪

いや～、皆真剣
その成果は？ヒ・ミ・ツ(*^^)v
さてそんなことをやっているうちに夕食の時間となりました。
瑞牆湖ビジターセンターに戻って美味しい食事をいただきます。
なんとデザートに「アンドロメダ」というメロンソーダのような不思議な飲み物が登場！！

いや～、気分が盛り上がりますね～
というのは、これからここの小沢館長による「星空観望会」が行われるのです♪
残念ながらその写真はありませんが、小沢さん手作りのド迫力望遠鏡で見上げる夜空はなにもかもド迫力。満月を3日後に控えた明るい月も、しっかりクレーターのデコボコ丸見えで、ウサギさんもキッチリ確認でき、いうことなし。誰かが「見ると幸せになる星ってありませんか」という質問をしましたら小沢さんは「見ると死ぬという星があります」と答えるじゃありませんか！？　オッいいねいいね見てみたいと満場一致で見た星はなんとその名も「死兆星」。漫画北斗の拳でおなじみです。え？ホントにそんな星、実在するの、という好奇心マンマンで見た星は「北斗七星」の柄杓の柄の上から2番目の星（ミザール）の伴星だったのです。望遠鏡で見ると肉眼では一つだった星が見事に二つに分かれました。ミザールの上にある小さな伴星を北斗の拳では死兆星と呼んでいたのですね。みな感激して見惚れておりました。二重星ならアルビレオだろうというので次は世にも美しい白鳥座の嘴を覗かせていただきました。いや～いつみても美しいオレンジと青みがかった二つの星。まるで夜空の宝石箱や～・・・。
誰も行ったことがないという意味では夜空もまた秘境。
今宵はなんと宇宙人まで出現してしまいました。

謎のラジウム星人は、温泉増富のユルキャラとして何度もＴＶやイベントに登場しています。彼を有名にしたのはなんといっても彼の唯一の武器「スペシャルラジウム光線」です。この摩訶不思議な光線は、相手にあてると、闘っていた相手の傷が癒えてしまうというなんとも武器らしからぬ武器で、実は「ラジウム・癒しの光線」なのでした。増富温泉のマスコットとして愛されるヒミツが分かってしまいました。連戦連敗のラジウム星人は今日もまた、故郷の星に帰れる日を夢見て、温泉で働いているのです。
さて、最後まで増富の秘境を堪能した今回の「婚活（？）」プログラム、みなさんに大満足していただきました。増富の奥深さをわかっていただいたことと、小沢館長による「星空観望」が大好評で「生まれて初めて楽しい観望会というのに出会いました」という評をいただいたことも、主催者側としては嬉しいかぎりでした。皆様本当にありがとうございました。こんな変則プログラムに付き合っていただき、申し訳なかったのですが、皆様の笑顔に救われた一日でした。どうぞこれに凝りませず、また何かのプログラムにご参加ください。あ、秋の増富、夏の水晶採り、もやりましょうという提案も頂きましたね、ありがとうございます。今回は少人数だからこそ楽しめた内容でしたが、次回は「大勢ならなお楽しい内容」でお待ちしたいと思っております。ではその時にまたお会いいたしましょう。重ねて「本日は本当にご参加ありがとうございました」