婚活de八ヶ岳推進委員会について(→HP)

【実施報告】八ヶ岳スタイルde婚活in北杜市 ~楽しき縄文スローライフ体験~(11/9) 「八ヶ岳定住自立圏共生ビジョン・出会いイベント開催事業」の一環です。縄文の神様達も喜んで下さったようです♪

今日は縄文時代の竪穴式住居(骨組みだけですが)造りに挑戦する一日です。多くの縄文ファンが集まってくれました。

この事業は毎年東京方面の女性のみ、新宿から無料バスの送迎サービスが出ます。私Pさんが迎えに出向きます。今回も朝7時新宿出発です。今年は直前キャンセルが相次ぎ、バス利用者は6名と少し寂しくなってしまいました。

しかし車中でPさんは語りっぱなし(^^;) 4時起き5時起きでバスに間に合うように来て下さった女性参加者の皆さんを寝かせず、大変申し訳ないことをしたのでしたm(_ _)mすみません。
途中、渋滞もありましたがほぼ時間通りに会場に到着。MCは愛ちゃん。ゆかこさん、みすずちゃん、そして北杜市の結婚相談員の方々、市の職員の皆様などなど、大勢の人たちが、我らを迎えてくれました。
いつものように「ノルウエ~」でスタート。

縄文体験をする現場は北杜市の「梅之木遺跡」。ここは昨年「星降る中部高原の縄文遺跡」と長い名前の「日本遺跡」に登録された、学術的にも貴重な縄文遺跡です。

案内してくれるのは北杜市の名物学芸員「縄文の貴公子(奇行子という噂も)」こと佐野さんと、ここの館長「アガヤ」さん。アガヤさんは生粋の(?)縄文人で、写真を撮られると魂を抜かれてしまうので撮らないで下さい、という佐野さんからのご注意でした(^^) 後ろ姿ならいいそうです♪

さっそく、三班に分かれて作業開始。まずは全員で住居となる材木を用意。手順を佐野さんとアガヤさんの身振り手振りで理解していきます。

A班は住居の骨組みをゼロから組み立てていきます。原則として文明の利器(スコップなど)を使わない方針なので、穴を掘るのが大変でした。

B班は、地元のボランティアさん達が同じ竪穴式住居をたてているのをお手伝い。お手伝いしながら組み立ての順序を学び、後でA班に教える役目があります

もちろん、釘や針金などを使いません。縄の結び方を習い、二人で工夫しながら組み立てていきます。

C班は、そもそもの材となる「木材」を切り出す仕事。当然石斧で切り出します。館長のアガヤさんが手本を見せています。

石斧では時間が掛かりすぎますので、実はC班は文明の利器・鉄斧を使っての、薪割りに挑戦なのでした(^^;)。薪を割った女性陣から「あ~スッキリした」という声があがりました♪。きっと都会生活のなんらかのストレスを吹き飛ばしたんでしょうね(^_^)v

班を変えながら、だべりながら、午前中はそんな作業を楽しみました。A班の骨組みもだいぶ出来てきました。このあたりまで出来てくると気分は徐々に縄文時代にスリップしてきますね。ですが、完成は午後、皆で取り組むことにして、そろそろお昼ご飯にしましょう。

昼食場所は江戸時代にスリップ。同じ地域にある重要文化財の「八代家住宅」。ここはまだ個人宅として使用されているので、年に一度しか開放されないのですが、この日は特別に使用させていただきました。

奥に「西郷南州(隆盛)翁」の掛け軸があるという座敷にていただきます。さすが重文ですね。みんな~、ご飯をこぼさないでね~(^^;)

この日の為の特製弁当を地元のカフェポットさんが用意してくれました。当委員会の人気イベント「飯盛山登山婚活」の時に「縁むすび」を作ってくれるお店です。お品書きも用意してくれました。

囲炉裏に炭火。ゆるやかに立ち昇る煙と香りが、忙しい現代人たちに「癒やされ麻薬」のような効果を生みます。築200年の藁葺き屋根の下に、どこかで座敷童が見守ってくれているような不思議な空間が広がっていきました。

そのせいか?いつもの昼食タイムより、やや静かで落ち着いた空気感でした。皆さん、今は縄文時代なのか江戸時代なのか、はたまた座敷童に誘われた異空間にいるのか、戸惑っていたのかもしれません。

食後は、お話タイムです。一気に賑やかな空間となりました。

しかし私には、この家を守っている不思議な何かが、どこかからこの人たちを見守っているような気がしてしかたありませんでした。

さあ、午後からは、家を完成させます。どの材をどこに組むか、考え処です。文字通り「適材適所」が問われます。

材を縛る縄は、黒曜石のナイフで切断します。二回くらい擦るとスパっと切れます。

今回は骨組みだけということですから、そろそろ完成です。丁度陽が傾いてきました。きっとあの時代は太陽の傾き加減で仕事の段取りを図っていたのだろうなあ。

いよいよ火を起こして、鹿肉を焼いて食べる時間です。まず、枯れたヨモギの葉を探し、手で揉んでよく擦って丸めたものを用意しました。火種につけるもぐさです。

ここからは「火起こしは遊びではなく儀式です」というアガヤさんの思いが伝わる時間でした。竪穴式住居の真ん中で火起こしの儀式を行い、皆で丸く囲むように座って見守り、順番に火を起こしに参加しました。

簡単に火は起きてくれませんでしたが、ようやく火種が出来ると、それを藁束にに移して、まずは参加者全員が順番に、藁束の中の赤く息をしているような熾に息を吹きかけます。まるで皆の命を吹き込んでいるようでした。最後にアガヤさんがふ~っと息を大きく吹きかけると、大きな煙が立ち上りました。

もう一度大きく藁束に息を吹きかけると、その煙が一瞬にして炎となりました。空中に火が忽然と現れた様子は、まさに火の神様が降臨したかのようでした。一斉にオ~ッという歓声があがりました。

その火を囲炉裏に落とし、小さな枝からくべていき、次第に大きな薪ををくべていきます

いったん大きくなった火を、今度は熾にします。鹿の肉は炎で焼くのではなく、熾の熱で焼くのです。古事記大好きな私としては、この一連の動作を、まるで火の三神を呼ぶ儀式のようだと思いながら感動して見ていました。
コノハナサクヤヒメはニニギノミコトとのたった一度の交わりで懐妊しますが、産み月に「それは本当に我が子か」と疑われ、「火の中で産みます。私に偽りがなければ無事に産まれるでしょう」と言って、産屋に火をかけさせ、その中で無事にお子を産みました。それがホデリノミコト、ホスセリノミコト、ホオリノミコト、火の勢いが強いときから弱まるまでの炎の様子をそれぞれの名前に反映させた神様です。
この時、きっと神様達は私達の上に来て下さっていたでしょう。

「黒曜石」をナイフ代わりに使って鹿肉を切っていきます。黒曜石は今私達が使っている包丁と違って、肉の油脂が刃につかないので、最後までスパっと切れ味が変わりません。皆さんに体験してもらいました。

皆で美味しくいただき、全てに感謝して、縄文体験は終了致しました

アガヤさんは、縦穴式住居を出る私達を出口で待っていて、一人一人火で送ってくれました。火を潜るという動作は結界を潜るという意味があるのでしょう。私達は無事に縄文世界から現代に戻ってこれたのです(^^)

私達を見送るアガヤ縄文人の上に十三夜の月が昇っていました。絵になりますね~♪ 有り難うございました。

集合場所の明野総合会館に戻ってお茶の時間です。お疲れ様でした。よい体験でしたね。さあ、お汁粉で休憩です。一見普通のお汁粉のように見えますが、これはヤブツルアズキで作ったお汁粉です。縄文時代にもしかしたら栽培されていたかもしれないアズキの原種です。現在は栽培されておらず、売られてもいない為、原野の草地で探して収穫するしかありません。しかも豆粒はアズキの三分の一もない大きさなので、数十人分作るには大変な手間暇がかかります。貴重で高価なものですが、今日は皆さんのオヤツとしました。佐野さん達が収穫してくれて、北杜市結婚相談員の方々が作ってくれました♪ 有り難うございました。

美味しくいただいて、いよいよマッチングタイムです。

まずはベストコーディネート賞お二人

そしてマッチングは6組。これには私も驚きました。やっぱり神様はいらっしゃったのですね~♪
今日は女性の直前キャンセルが相次ぎ、結局男性12名に対して女性は8名となってしまったのですが、その8名のうち6名がマッチングされたというのですから、これはもう縄文の神様か、火の神様か、座敷童かどなたかが、私達の上に舞い降りてきて下さったとしかいいようがありません。アガヤ縄文人の敬虔な儀式も、神様は喜んで下さったのでしょう、きっと。

という訳で、今日も又大勢の方々のお力をお借りして婚活プログラムが終了しました。関係各位へ御礼申し上げます。そして参加された皆様、長時間お疲れ様でした&有り難うございました。
解散が19時を過ぎたので、皆様には夜食代わりに「やまにのパン」をお土産に持って行ってもらいました。女性陣にはバスの中で食べて貰おうと男性陣より多めに(あ、これは内緒だったかな^^;)お渡ししたのですが、それが役にたってしまうような心配事が起こりました。双葉SAまで同乗して行く途中、車中で「大月~上野原間、事故で通行止」というニュースが入ってきたのです。20号線に降りていけばいいのですが、どうなるか分かりません。双葉SAで念のため夜食を買い込んでもらい、トイレにも行ってもらい、長期戦に備えてもらいました。私は双葉SAから戻ってきてしまいましたが、皆様が何時に新宿に着いたのか心配です・・・。遠くまで帰る人もいますから、最終電車に間に合いますようにと祈るばかりです。
PS 先ほどバス会社に確認したら、遅れは1時間も無かったようでしたので、ホッとしておりますが、いずれにしてもお疲れ様でした。ゆっくりお休み下さい。

【参考】 参加者さんアンケート
1)男性12名、女性8名
2)あなたの年齢を教えてください。
<女性>
30〜34歳(1名)、35〜39歳(2名)、40〜45歳(5名)
<男性>
30〜34歳(2名)、35〜39歳(3名)、40〜45歳(7名)
3)あなたのお住まいを教えてください
<女性>
東京5名、山梨1名、広島1名、千葉1名
<男性>
北杜市(6名)、甲州市、笛吹市、韮崎市、長野県富士見町、塩尻市、神奈川県4)婚活パーティや婚活イベント等の参加は、今回で何回目ですか?
<女性>
初めて(5名)、2回目(0名)、〜5回目(3名)
<男性>
初めて(4名)、婚活de八ヶ岳は初めて(1名)、2回目(5名)、〜5回目(2名)
5)このイベントを何で知りましたか?
<女性>
婚活de八ヶ岳推進委員会のHPやブログ(7名)、友人知人からの紹介(1名)
<男性>
婚活de八ヶ岳推進委員会のHPやブログ(6名)、友人知人からの紹介(2名)、県のHPやメルマガ(1名)、前回のイベントで(1名)、チラシ(1名)
6)「婚活イベントに参加しよう」と思ったきっかけはなんですか?
<女性>
・歴史に興味がある。性別を問わずに仲間を作りたい。
・年齢的に結婚を意識するようになり、イベントを通して気の合う人と出会いたかったから。
・日頃出会いがなく「いつか出会いがあるだろう」と思っていたら、数年経ってしまったので、これはマズイ!と思ったため。
・イベント自体も面白そうだったので、参加しました
・彼氏がいない、面白い企画だから
・気分転換に
・友人に背中を押されたため
・結婚しようと決意したため
<男性>
・北杜市のイベントは良いから。楽しいから。
・婚活イベントに積極的に参加しようと思った
・チラシを見て(塩川病院に置いてあったから)
・結婚に意識が向いているからです
・新生活を築きたい意思がもともとあったため
・行動することの大切さがキッカケ
・結婚相手を探しに
・面白そうだったので
・環境
・男性向けセミナーに参加して楽しそうと思ったから
・良い出会いがあることを希望して参加しました
・前回のハロウィンイベントに参加をして楽しかったから
7)縄文体験はいかがでしたか?
<女性>
・とっても楽しかったです
・住居をみんなで組み立てたのが楽しかった
・縄文人と会えて楽しかった
・とても楽しい体験でした。プライベートでも訪れたいと思いました。
・とても楽しかったです!
・とても楽しかったです。盛り沢山の内容でとても満足しました。また体験したいです。
・黒曜石でお肉を切ったり、住居を作ったり、今までしたことのない経験ができて楽しかったです。
・大変楽しむことができました。黒曜石のロープ切りや、火起こしなどは貴重な体験ができました。
<男性>
・自然と共存した生活を少しだけ体験できて良かった
・楽しかったが、やや間延びした感あり
・とても貴重な時間を過ごすことができました
・初めての体験で良かった
・初めての体験で楽しかった
・大変に良かった
・もっと野外活動がしたかった。とても楽しい。
・普段できない体験ができて、楽しく過ごせました
・火起こしが難しかった。住居の形になって良かった
・勉強になりました
・火起こしが大変でした
・非常に興味深かったです
8)ランチタイムは如何でしたか?
<女性>
・種類が多く、健康的なランチタイムでした。会場の雰囲気も良かったです。田舎の良さを感じることができました。
・かわった料理をいろいろ頂けて楽しめました。
・美味しかったです。場所もとても雰囲気がよく、良い時間が過ごせました。
・ボリューム満点で美味しかったです。スープも具沢山で満足です。
・やや量が多かったです。おかずの数よりデザートを増やして欲しい。
・お弁当とても美味しかったです。
・量が多かったけれど、美味しかったです
・家もご飯もとっても美味しかったです
<男性>
・良かったと思います
・自然食素材の味がとても良かった
・おいしかった
・美味しいお弁当でした
・おいしかったです
・おいしかった。少し量が多かった。古民家が良かった。
・重要文化財での食事がとても良かった
・とてもおいしかった
・おいしかった
・おいしかったです
・おいしかったです
・野菜がたくさん使われていてとても美味しかったです
9)今日ちょっと嬉しかったことがあればお書きください
<女性>
・縄文人の生活を少し体験できたこと
・みんな親切に接してくださって、緊張がほぐれました
・男性ももちろん女性とも仲良くなれて良かった
・自然のお話ができて、心から笑える時があった
・スタッフの皆さんが盛り上げ上手で素晴らしかったです!
・レディファーストで接して頂きました
・初めてイベントに参加して、皆さん優しく接してくださったこと。男性の方も、スタッフの方も。
・コミュニケーション力に自信がありませんでしたが、意外と初めて会った人と話ができる自分を発見できたこと。
<男性>
・北杜市、山梨に興味を持っていただけたこと
・声をかけてくれたこと
・共同作業ができたこと
・北杜市をPRできたこと
・縄文時代を研究している方の意見を聞けて良かった
・スタッフの方ともいろいろ話せたこと
・縄文体験ができたこと。人に教えることができたこと
・1日を楽しめた
・いろんな人と話ができて良かった
・火起こしができた
・実行委員の方々が自分のことを覚えていた事
・楽しい時間を過ごしました。体験で縄文住居作りが今日知り合ったばかりの人と協力してできたこと
10)今日ちょっと心残りだったことがあればお書きください
<女性>
・緊張して自分のことばかり話してしまい、あまり相手の話を聞けなかったこと。
・お一人お一人と話す時間がもう少しあれば良かったです。
・特にありません
・1対1のお話があと1〜2分あれば良かった
・ありません
・もう少し一人一人と話す時間が欲しかった
・もう少しいろいろな人と話ができたらと思った
・これで良かったのかもしれませんが、縄文体験にのめり込み過ぎて、異性とのコミュニケーションが不足していたと思います。
<男性>
・あまり話せなかった方がいること
・なし
・もっと積極的に話をすれば良かった
・男女比を合わせて欲しかったです
・すべて
・話を聞く事が少なかった
・自分のアピールが不足していたと思う
・なし
・フリータイム等の時間が少ない
・話ができなかった人もいた
・けむりで臭くなった
・なし
11)1日を通しての感想をどうぞ
<女性>
・1日は長いかと思ったが、あっという間のいい企画でした
・天気も良くて、山々も素晴らしくて、楽しかったです。Pさん朝からありがとうございました。
・新宿からの送迎もあり、いたれりつくせりでとても充実した1日を過ごせました。スタッフの皆様ありがとうございました!!
・今日1日婚活イベントですが、その他にも楽しめました。本当にありがとうございました。
・楽しい企画をありがとうございました。
・本当にとても楽しかったです。また他のイベントでも参加したいです
・スタッフの方ありがとうございました。とっても楽しい時間を過ごすことができました
・お天気良くて、綺麗に見えて、癒されました。いろいろな方とお話ができて、楽しかったです。
<男性>
・疲れましたが、楽しい時間を過ごせました
・とても貴重な体験ができました。新たな地元の魅力が知れました
・1日が早かったです
・1日楽しく過ごせました
・あっという間だった。おしるこが美味しかった
・天気にも恵まれて、景観も素晴らしかった
・とても楽しい時間をありがとうございました。
・楽しめました!
・ありがとうございました
・良かった
・お見合い回転寿司をするより、とても楽しい婚活だと思うので、大変だとは思いますが、これからも頑張ってください。

12)男性向け事前セミナーに参加した方のみ。セミナーは役に立ちましたか?
<男性>
・とても役に立ちました。自分が笑顔でいれば相手も笑顔になる?
・とても役に立ちました。心構えができました。
・どのように参加するかと心構えが役に立ちました
・役に立ちました
・役に立ちました
・とても為になりました
・なかなか活かすことができませんでした。。。。